材料の話

安心材料と不安材料ってあるよね。

安心材料は安心する材料。
不安材料は不安になる材料。
それはそう。

私はどうも不安材料ばかり集めるという習性があるようだ。
これはまさにネガティブという行為なのだ。

一つの何気ない事柄に対しても、
ある人は安心材料を見つけて安心するし、
ある人は不安材料を見つけて不安になる。
同じ事なのに頭の中の解釈は真逆になる。

これ、不平等じゃない?
いや〜、不平等にもほどがあるよ。
ポジティブってずるいな。と思う。

だから、最近はなるべく安心材料を見つけてくる様に心がけている。

例えば、オムライスを作るとする。
材料はだいたい同じなはずなのだが、

原産地をこだわった安心安全の具材を使って、腕が確かな一流シェフが作ったオムライスはさぞかし絶品になる。

逆にどこぞの国かもわからない得体の知れない具材を使って、ろくに料理をしたこともない不衛生な人が作ったオムライスは、ちょっと、どうだろう。

さあ、どっちが食べたい?

そんな感じで、安心材料を集めた方が良いに決まっているのだ。
わざわざ、不安材料を集める必要ないよね。

安心材料に目を向ける。
そんな意志を持つだけで、きっと人生は明るくなる。
そんな気がしてならない。

でもね。
不安材料は決して悪ではない。
もしかしたら隠し味になるかもしれないのだ。

多少の不安材料を持ちながら、目線は安心材料に向ける。
こんな感じがもしかしたら良いかもしれない。

そんなオムライスがきっと一番美味いんじゃないかな。