幸せな一日

昨日のお酒が抜けず、
なかなか起きられない。

彼は早くに起きていたようだが、
私の隣でずっと寝てくれていて、
この前みたいに怒ることはなかった。

「飲み過ぎちゃったね」
そう言って笑って腕まくらしてくれた。

妙に優しいのが怖い。

でも、根は優しい人。
こういう日は一日幸せ。

夜に彼が帰ってしまうのが、
さみしく感じる一日。

私って勝手だな。



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小説感覚でお読みください。